生成する文化からの反照
著者
書誌事項
生成する文化からの反照
(社会の解読力, 文化編)
新曜社, 2022.3
- タイトル読み
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セイセイ スル ブンカ カラ ノ ハンショウ
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文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
文化を読み解き、文化で読み解く。文化とは、研究の「対象」であると同時に「方法」でもある。見過ごされてきた「文化」を拾い上げ、それが本来いかなる実践だったのか再考することを起点に、その土壌となる社会的文脈をも捉え直す。私たちを新たな意味と解釈の地平へと誘う文化社会学の醍醐味。
目次
- 第1章 振る舞いの近代—背負うという身振りの消失
- 第2章 宝塚少女歌劇と日本におけるオペラの模索
- 第3章 待つこととメディア—メディアと日常性の再考に向けて
- 第4章 国策映画と動員政治—一九七〇年代韓国における映画統制と生徒の映画団体観覧
- 第5章 NPOの歴史的位置—NPO法制定・改正過程における主体性の変遷に着目して
- 第6章 栗原彬における言語政治学の構想—啓蒙的理性からコミュニカティヴな民衆理性へ
- 第7章 方法としての社会運動論—佐藤健二の「社会運動研究における「大衆運動」モデル再検討の射程」から
- 第8章 尾高邦雄はなぜ職業社会学を維持できなかったか—もうひとつの職業概念に向けて
- 第9章 災害社会学の方法史的検討—山口弥一郎の『津波と村』を事例にして
- 第10章 地方都市社会論の構築に向けて—「伝統消費型都市」概念再考
「BOOKデータベース」 より