団地と移民 : 課題最先端「空間」の闘い

書誌事項

団地と移民 : 課題最先端「空間」の闘い

安田浩一 [著]

(角川新書, [K-389])

KADOKAWA, 2022.4

タイトル別名

団地と移民 : 課題最先端空間の闘い

タイトル読み

ダンチ ト イミン : カダイ サイセンタン「クウカン」ノ タタカイ

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注記

単行本 (2019.3) を加筆修正したもの

シリーズ番号はブック・カバーによる

主要参考文献: p270

内容説明・目次

内容説明

団地。そこは、かつて「夢と希望の地」だった。しかし、いまは都会の限界集落と化している。高齢者と外国人労働者が居住者の大半を占め、さらにそこへ“非居住者”のネトウヨはじめ排外主義者が群がる。排外主義的なナショナリズムに世代間の軋轢、都市のスラム化、そして外国人居住者との共存共栄…。厳しい現実に負けずに、“一緒に生き続けること”を実践している各団地の取り組みを、私たちは“日本の未来”に出来るのか?外国人実習生や排外主義者の問題を追い続ける著者が、日本各地に加えてテロ後のパリ郊外も取材し、日本に問う。

目次

  • まえがき—団地は「世界」そのものだった
  • 第1章 都会の限界集落—孤独死と闘う
  • 第2章 コンクリートの箱—興亡をたどる
  • 第3章 排外主義の最前線—ヘイトへ抵抗する
  • 第4章 パリ、移民たちの郊外—レッテルを塗りつぶす
  • 第5章 残留孤児の街—歴史の中に立つ
  • 第6章 「日本人」の境界—差別と分断に屈しない
  • あとがき—団地は、移民のゲートウェイとなる
  • 新書版あとがき—差別を撃ち返す言葉の銃弾

「BOOKデータベース」 より

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