人類対自然
著者
書誌事項
人類対自然
(ExLibris)
白水社, 2022.4
- タイトル別名
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Man v. nature
- タイトル読み
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ジンルイ タイ シゼン
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注記
原タイトル: Man v. nature
内容: 前に進む, 最後の日々の過ごしかた, だれかの赤ちゃん, ガール・オン・ガール, 人類対自然, 上昇婚, やつが来る, 気象学者デイヴ・サンタナ, 漂流物, おたずね者, 豊作年, 不要の森
収録内容
- 前に進む = Moving on
- 最後の日々の過ごしかた = The way the end of days should be
- だれかの赤ちゃん = Somebody's baby
- ガール・オン・ガール = Girl on girl
- 人類対自然 = Man v. nature
- 上昇婚 = Marrying up
- やつが来る = It's coming
- 気象学者デイヴ・サンタナ = Meteorologist Dave Santana
- 漂流物 = Flotsam
- おたずね者 = A wanted man
- 豊作年 = The mast year
- 不要の森 = The not-needed forest
内容説明・目次
内容説明
配偶者を亡くし自活できない男女が、収容先で再婚に向けて奇妙な再教育を受ける「前に進む」。大洪水のなか水没をかろうじて逃げた自宅で、助けを乞う人々を追い返して生き延びてきた男が、ある男をボディガードがわかりに唯一受け入れたところ…「最後の日々の過ごしかた」。会議中に襲来した怪物から逃げまどいパニックに陥ったエリート役員たちが、死を前にして思い至ったのは…「やつが来る」。友人と出かけたボートが遭難し、来る気配のない救助を待つ男が、長年の友情が幻想だったと突きつけられる表題作。特異な生殖能力を持つため、あらゆる女に追い求められる“みんなの男”が、落ち着いた関係を望みはじめたとたん…「おたずね者」。抽選で“不要”と認定された子どもたちが繰り広げる、一瞬も気を抜けない苛酷な生存競争を描く傑作「不要の森」など。不条理な絶望の淵で生き残りをかけてもがく人々の孤独とかすかな希望を、無尽の想像力で巧みに描く、ダークでシュール、可笑しくて哀しい鮮烈な12篇。
「BOOKデータベース」 より