正義への責任

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正義への責任

アイリス・マリオン・ヤング [著] ; 岡野八代, 池田直子訳

（岩波現代文庫, 学術 ; 447）

岩波書店, 2022.4

タイトル別名

Responsibility for justice

タイトル読み

セイギ エノ セキニン

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注記

原著 (Oxford University Press, 2011) の全訳

2014年6月刊の文庫化

人名索引: 巻末p1-3

事項索引: 巻末p4-11

内容説明・目次

内容説明

自助努力を強要し、弱い個人たちを分断する政治から、かけがえのない存在として人びとがつながりあう政治へ。ホロコースト、人種差別、貧困…。ロールズ、アーレントらの議論を精査したうえで、過去から現在に至る構造的・歴史的不正義の責任を引き受け、政治を変革する可能性を問う。急逝した著者のためにマーサ・ヌスバウムが寄稿した序文も収録。

目次

  • 第１章　自己責任から政治的責任へ
  • 第２章　正義の主題としての構造
  • 第３章　「罪」対「責任」—ハンナ・アーレントをめぐるひとつの読解、そして実践的批評
  • 第４章　社会的つながりモデル
  • 第５章　国境を越える責任
  • 第６章　責任を避ける
  • 第７章　責任と歴史的な不正義

「BOOKデータベース」 より

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