ベートーヴェン症候群 : 音楽を自伝として聴く
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書誌事項
ベートーヴェン症候群 : 音楽を自伝として聴く
春秋社, 2022.4
- タイトル別名
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The Beethoven syndrome : hearing music as autobiography
- タイトル読み
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ベートーヴェン ショウコウグン : オンガク オ ジデン トシテ キク
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注記
文献一覧 : 巻末p21-61
内容説明・目次
内容説明
なぜわれわれは芸術表現に作り手の人生を読み取ろうとするのか。あらゆる音楽の「聴き方」に深く浸透している「症候群」の正体をときあかす。主観と客観—表現と聴取のパラダイムがせめぎあう歴史を俯瞰した刺激的考証。
目次
- 序 器楽による自己
- 第1部 客観的表現のパラダイム 1770〜1830年(修辞学の枠組み;主観的表現の受容へ;作品のうちに作曲家を聴く)
- 第2部 主観的表現のパラダイム 1830〜1920年(解釈学の枠組み;一人称のベートーヴェン;アフター・ベートーヴェン)
- 第3部 共存する二つのパラダイム 1920年以降(客観性の回帰;今もつづく主観性)
- 結び 彗星を追って
「BOOKデータベース」 より