大阪のエスニック・バイタリティ : 近現代・在日朝鮮人の社会地理
著者
書誌事項
大阪のエスニック・バイタリティ : 近現代・在日朝鮮人の社会地理
(南山大学学術叢書)
京都大学学術出版会, 2022.3
- タイトル別名
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大阪のエスニックバイタリティ : 近現代在日朝鮮人の社会地理
- タイトル読み
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オオサカ ノ エスニック・バイタリティ : キンゲンダイ・ザイニチ チョウセンジン ノ シャカイ チリ
並立書誌 全1件
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大阪のエスニック・バイタリティ : 近現代・在日朝鮮人の社会地理 / 福本拓著
BC13684916
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大阪のエスニック・バイタリティ : 近現代・在日朝鮮人の社会地理 / 福本拓著
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注記
2017年に京都大学に提出した博士学位請求論文に、その後公刊した論考を加え、一部を加筆・修正したもの
南山大学学術叢書出版助成を受けて刊行されたもの
文献一覧: p231-242
収録内容
- 緒言:大阪に在日朝鮮人がいることにはどんな意味があるのか
- 日本のエスニック集住地区研究は何を見落としてきたか
- 現代日本の大都市におけるエスニック集団のセグリゲーション
- 1920年代から1950年代初頭の在日朝鮮人居住分布の変遷
- 1950年代から1980年代の在日朝鮮人の土地取得と集住地区の存続
- 1980年代以降のセグリゲーションの弱化
- エスニック空間の形成と建造環境の特徴
- 韓流ブーム下でのエスニック空間の変容
- 結語:大阪のエスニック・バイタリティの来歴と今後
内容説明・目次
内容説明
詩人・金時鐘が、「日本人だけのまちではない」と誇りをもって言いつつも「陰画」と表現した大阪の、在日朝鮮・韓国人集住地区。植民地主義とその崩壊の中で、公的な庇護無しに暮らしを営み、度重なる政治経済の変動の中でも、新しく外国人を流入させてきたその集住を“都市の活力”と捉え、土地取得・資本移動の緻密な分析から、地区形成の歴史メカニズムに迫る。
目次
- 第1章 緒言:大阪に在日朝鮮人がいることにはどんな意味があるのか
- 第2章 日本のエスニック集住地区研究は何を見落としてきたか
- 第3章 現代日本の大都市におけるエスニック集団のセグリゲーション
- 第4章 1920年代から1950年代初頭の在日朝鮮人居住分布の変遷
- 第5章 1950年代から1980年代の在日朝鮮人の土地取得と集住地区の存続
- 第6章 1980年代以降のセグリゲーションの弱化—エスニック経済からの検討
- 第7章 エスニック空間の形成と建造環境の特徴—韓国クラブ街の形成を事例に
- 第8章 韓流ブーム下でのエスニック空間の変容
- 第9章 結語:大阪のエスニック・バイタリティの来歴と今後
「BOOKデータベース」 より