古代ポンペイの日常生活 : 「落書き」でよみがえるローマ人

書誌事項

古代ポンペイの日常生活 : 「落書き」でよみがえるローマ人

本村凌二[著]

(祥伝社新書, 657)

祥伝社, 2022.5

タイトル読み

コダイ ポンペイ ノ ニチジョウ セイカツ : ラクガキ デ ヨミガエル ローマジン

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注記

講談社学術文庫 2010年刊の増補

参考文献: p338-339

内容説明・目次

内容説明

紀元七九年八月、暑い夏の朝方に起こったヴェスヴィオ火山の大噴火により、灰に埋もれた古代ローマの地方都市ポンペイ。街角の壁面には一万数千点もの多種多様な落書きが残されていた。家族の無事を願う声、愛する二人の逢瀬の印、剣闘士に魅了された女性たちの切ない声援、皮肉を伴った罵詈雑言…。まるで手に取るように人々の肉声が聞こえてくる。本書では当時のまま残された「落書き」を素材に、古代ローマ人の日常や素顔を再現する。巻末には、マンガ家やヤマザキマリさんと著者による特別対談を収録。

目次

  • プロローグ
  • 第1章 大噴火と発掘の歴史
  • 第2章 友に、公職を!
  • 第3章 公務にふさわしい人びと
  • 第4章 民衆は見世物を熱望する
  • 第5章 喜怒哀楽の生活風景
  • 第6章 愛欲の街角
  • 第7章 文字を学ぶ
  • 第8章 落書きのなかの読み書き能力
  • エピローグ—人類史のなかの識字率
  • 特別対談 ヤマザキマリ×本村凌二

「BOOKデータベース」 より

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