儒教・仏教・道教 : 東アジアの思想空間

書誌事項

儒教・仏教・道教 : 東アジアの思想空間

菊地章太 [著]

(講談社学術文庫, [2717])

講談社, 2022.5

タイトル別名

儒教仏教道教 : 東アジアの思想空間

タイトル読み

ジュキョウ・ブッキョウ・ドウキョウ : ヒガシアジア ノ シソウ クウカン

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注記

講談社選書メチエ2008年刊の文庫化

叢書番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

儒仏道、本来はまったく異なる宗教であったこの三者は、長い歴史の中で渾然と溶けあいながら、不思議な思想空間を成り立たせてきた。死生観、自然認識において衝突・妥協・調和を繰り返し、特異な民間信仰を生み、矛盾しつつ共存する東アジア的宗教の本質を、シンクレティズム=習合というキー概念から鋭く分析。軽妙な筆致でやさしく語る意欲作!

目次

  • 第1章 シンクレティック東アジア—宗教の実像を求めて
  • 第2章 かばいあう親子のどろぼう—情にあふれ馴れあう心性
  • 第3章 翼をなくした天女たち(上)—ユーラシアの西から東へ
  • 第4章 翼をなくした天女たち(下)—孝との調和と相克
  • 第5章 人を呪わば穴ふたつ—心がすさむとき求められるもの
  • 第6章 草も木もみな仏になる—宗教をぬりかえる自然認識
  • 第7章 スモモの下で世直しがはじまる—くりかえされる予言の力
  • 第8章 永遠の休息をあたえたまえ—湿潤温暖地域の死生観
  • 第9章 東アジアの思想空間へ—思想を生みだす時と場所

「BOOKデータベース」 より

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