事件から読みとく日本企業史

書誌事項

事件から読みとく日本企業史

武田晴人著

有斐閣, 2022.5

タイトル別名

The case study on Japanese business history

日本企業史 : 事件から読みとく

タイトル読み

ジケン カラ ヨミトク ニホン キギョウシ

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注記

参考文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

時代を映す鏡=事件を通して明らかになる企業のすがた。経済社会はどのような企業を生み出し、どのような企業像を求めてきたのか—その選択によって時代は創られ、そして未来は私たちの選択によって創り出されていく。

目次

  • 小野組破綻—曖昧だった営業の自由
  • 日本郵船誕生—政争に巻き込まれた政商
  • 足尾鉱毒事件の裏側—企業と地域社会
  • 株主の異議申し立て—物言う株主
  • 日糖事件—暗躍する「悪徳重役」
  • 綿業総解合—市場の暴走
  • 三菱・川崎争議—協調的労資関係の起源
  • 東京電灯の経営破綻—株式会社亡国論の背景
  • 経済統制と企業活動—「営利目的」は必要か
  • トヨタ争議—日本的経営・協調的労使関係の源流
  • 三池争議と労働組合—協調的労使関係への最終局面
  • 住友金属事件—行政指導と企業
  • 公害と企業の社会的責任—長く放置された被害者
  • IBMスパイ事件と東芝事件—対外貿易摩擦と日本企業
  • 投機的利潤追求と金融システム—住専問題を生んだ狂乱
  • 山一證券の自主廃業—甘い期待が招いた失敗

「BOOKデータベース」 より

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