近代日本の政治構想とオランダ

書誌事項

近代日本の政治構想とオランダ

大久保健晴著

東京大学出版会, 2022.5

増補新装版

タイトル別名

The quest for civilization : encounters with Dutch jurisprudence, economics, and statistics at the dawn of modern Japan

タイトル読み

キンダイ ニホン ノ セイジ コウソウ ト オランダ

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内容説明・目次

内容説明

徳川末期にオランダへ渡った西周と津田真道をはじめ、福澤諭吉や小野梓など知識人の国家構想を読み解き、近現代日本の憲法学や国際法、統計学の起源に迫る。大幅増補のうえ、待望の復刊。

目次

  • 序章 近代日本思想の黎明とオランダ
  • 第1章 フィッセリング国法学講義と大政奉還—西周の体制構想を中心に
  • 第2章 統計学の興隆と政治社会認識の変容—『表記提綱』と経済学講義
  • 第3章 「万国公法」受容と文明化構想—ヨーロッパ国際法を巡る周縁からの眼差し
  • 第4章 ローマ法学と功利主義—小野梓の政治思想(1)
  • 第5章 憲法と民権を巡る歴史的淵源からの問い—小野梓の政治思想(2)
  • 補論1 近代日本における権利概念の相剋
  • 補論2 真道の根本律法、周の兵学—オランダ関係草稿を手がかりに

「BOOKデータベース」 より

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