医療エラーはなぜ起きるのか : 複雑なシステムが患者を傷つける
著者
書誌事項
医療エラーはなぜ起きるのか : 複雑なシステムが患者を傷つける
みすず書房, 2022.5
- タイトル別名
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When we do harm : a doctor confronts medical error
- タイトル読み
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イリョウ エラー ワ ナゼ オキル ノカ : フクザツ ナ システム ガ カンジャ オ キズツケル
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注記
監修: 原井宏明
内容説明・目次
内容説明
2016年、由緒ある医学誌『ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル』は、衝撃的な論文を掲載した。米国では、医療エラーが死因の第3位を占めているというのだ。本当に?医療エラーは本当に、乳がん、脳卒中、アルツハイマー病、事故、糖尿病、肺炎を抜いたのか?現役内科医にして優れたライターでもある著者が、医療エラーは「どんなときに」「どうやって」「なぜ」起きるのかを徹底分析。ときに自身のエラーの経験も示しながら、あらゆる角度から医療エラーの実態に迫る。電子カルテの意地悪な仕組み、細分化される現場の責任、医療者の過酷な勤務形態や階層構造—医療エラーは、引き起こした者だけの問題ではないのだ。医療者はいかにエラーを減らせばよいのか、そして、患者はどう医療エラーを避ければよいのか。ドラマティックな症例を交えて描かれる、解決志向のノンフィクション。
目次
- ジャンボジェット墜落—その比喩は正しいか
- 先が見えない
- 誤診—なぜ見のがしてしまうのか
- 発熱
- 診断するということ
- 坂道をころげ落ちるように
- 電子化で得たもの、失ったもの
- そのあとのこと
- 時間に追われて
- 立場がちがえば
- 法廷で会いましょう
- もっとよい方法はないか?
- 答えを求めて
- 頭を使え
- どこにエラーがあったのか
- では患者はどうすればいいのか
- 本当にエラーを減らすために
「BOOKデータベース」 より