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触覚、 : ジャン=リュック・ナンシーに触れる

ジャック・デリダ著 ; 松葉祥一, 榊原達哉, 加國尚志訳

青土社, 2022.5

  • : 新装版

タイトル別名

Le toucher, Jean-Luc Nancy

触覚 : ジャンリュックナンシーに触れる

タイトル読み

ショッカク、 : ジャン=リュック・ナンシー ニ フレル

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内容説明・目次

内容説明

現代思想も陥る西洋哲学史の罠。アリストテレスから現代にいたる哲学が、触覚の直接性に基づく「直観主義」の罠に陥っている様を詳細に分析し、それを免れたナンシーの哲学の可能性をおし開く。現象学からドゥルーズを含むフランス現代思想全般を初めて批判的に論じ、その精神的背景としてのキリスト教=グローバリゼーションの脱構築を試みたデリダ晩年の哲学的著作。

目次

  • 第1部 これがある—他者の(プシュケ(「彼女をめぐって、きわめて厳密できわめて残酷な知をめぐって」);空間化=間隔化(通約不可能なもの、失神およびex‐がついたいくつかの語);これは私の身体である(すでにまったくない(すでに点)—対位法、プシュケーの喪、そして〜の手) ほか)
  • 第2部 「肉」についての模範的な物語の数々(接線1 (「人間の複数の手、神の手」);接線2 (「例えば私の手」…「手そのもの」…「例えば指」…「例えば『私は自分の心臓を感じる』」);接線3 (並はずれた2、「不可能なものの結晶化」—「肉」と再度「例えば、私の手」) ほか)
  • 第3部 句読点—「そして君。」(「自らに触れる、君よ」(触れること—舌に、心臓に);「そして君へ。」計算できないもの(厳密さ、几帳面さ、句読法))
  • めでたし(最後の手直しがなく、時期を逸した追伸)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BC14740670
  • ISBN
    • 9784791774708
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    fre
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    601p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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