神と革命の文芸批評
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神と革命の文芸批評
(対抗言論叢書, 1)
法政大学出版局, 2022.5
- タイトル読み
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カミ ト カクメイ ノ ブンゲイ ヒヒョウ
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注記
雑誌や書籍、あるいは小さな手作りの文芸誌からの依頼に応じて書いたものの中から、広い意味での文芸評論と呼びうるものと、判断した文章を選んでまとめたもの
初出一覧: p582-585
収録内容
- ロスジェネの水子たち : 批評と運動の間
- 星野智幸と「新しい政治小説」
- 浅尾大輔論
- 高橋和巳論
- 大西巨人に対する一つの小さな疑念
- 椎名林檎論のためのノート
- 光永惇『寛解の連続』に寄せて : 喰うべき詩 (リリック)
- 木村文洋『息衝く』に寄せて : 報告と感想
- 葉真中顕論 : ロスジェネとミステリ
- 加藤智大の暴力
- 『カラマーゾフの兄弟』と現代日本 : 老い衰えゆく神の信徒として
- スティーヴン・キングと神
- 白石晃士と神的映画
- 岩明均論のためのノート
- 高畑勲論 : 淋しさについて
- 宇多田ヒカルのパッション
- 安彦良和の原点 : どこまでも、無名の青年のように新しく
- 老いぼれた親鸞と、猫たちと、吉本隆明と、妄想のホトトギスと
- 土本典昭にとって晩熟とは何か
- 室井光広論その門前の序文 : 世界文学とは何か
- 埴谷雄高論 : 虚体と子ども
- 筒井康隆論 : 文学は差別と戦えるか
- 津島佑子論 : いかに兄を障害児として生み直すか
- 角田光代論 : ふたりで生きる
- 村田沙耶香と多和田葉子(序説) : 惑星的なリブのために
- 羽田圭介論 : ルーチンワークの文学
- 坂口恭平の二律背反
- 法月綸太郎論 : 迷い猫 (ストレイ・キャット) の脱構築のために
- 江藤淳『成熟と喪失』についての短いノート
- 柄谷行人論・序説
- 東浩紀『弱いつながり』に寄せて : 観光者にとって倫理とは何か
- 中上健次と空族の映画
- 村上春樹と歴史意識 : 『騎士団長殺し』論
- 文芸批評2020
- 秋山駿の小石
- 上村亮平の微光
- 書評集+bonustracks