戦争とフォーディズム : 戦間期日本の政治・経済・社会・文化
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戦争とフォーディズム : 戦間期日本の政治・経済・社会・文化
藤原書店, 2022.6
- タイトル別名
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戦争とフォーディズム : 戦間期日本の政治経済社会文化
- タイトル読み
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センソウ ト フォーディズム : センカンキ ニホン ノ セイジ・ケイザイ・シャカイ・ブンカ
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注記
本書関連年表(一九一八-四一年): p487-499
内容説明・目次
内容説明
太平洋戦争は、なぜ敗北に到ったのか?第一次世界大戦は軍事の機械化や生産の合理化に根本的な変革を促した。それを象徴する実践的思想、フォーディズムの本質を、石原莞爾、永田鉄山、岸信介らは捉えそこなったのではないか?政治、経済、軍事、産業、社会、文化、情報メディア等を検証し、太平洋戦争の悲惨な敗戦の原因を論じる。
目次
- 第1部 石原莞爾における世界最終戦争への視角(フォーディズム、統制経済、軍の合理化;「世界最終戦争論」とフォーディズム ほか)
- 第2部 理研コンツェルンと兵器生産—大河内正敏「農村工業」に関連して(農村解体の危機と農村の工業化—石橋湛山の農業改革との対比において;農村の工業化 ほか)
- 第3部 帝国陸軍の合理化とフォーディズム—陸軍省永田鉄山動員課長・商工省岸信介工務局長の戦車・運用トラック生産指導に関連して(帝国の危機におけるヴェルサイユ派の分裂;国家総動員体制成立期における陸軍省動員課長永田鉄山の役割 ほか)
- 第4部 世界大恐慌への対応としての帝国における産業合理化—商工省官僚吉野信次と岸信介のフォーディズム認識の相克(岸信介の生い立ちから農商務省入省まで;岸信介はドイツ産業合理化調査で何を見たのか ほか)
- 第5部 帝国が支配した港都大連(視聴化された満蒙—旧満洲で開催された大連勧業博覧会;公娼制度の定着と婦人救済運動—二〇世紀初頭大連において)
「BOOKデータベース」 より