抑留を生きる力 : シベリア捕虜の内面世界
著者
書誌事項
抑留を生きる力 : シベリア捕虜の内面世界
(朝日選書, 1030)
朝日新聞出版, 2022.6
- タイトル読み
-
ヨクリュウ オ イキル チカラ : シベリア ホリョ ノ ナイメン セカイ
大学図書館所蔵 全104件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献一覧: 巻末p1-6
内容説明・目次
内容説明
飢え、酷寒、重労働という「三重苦」に耐え、シベリア捕虜たちが生き抜いた強さはどこから生まれたのか。彼らが残した絵画、俳句・川柳・短歌、コムソモリスク、沿海地方、ライチハ、チタ、カラガンダなどで数多く生まれた捕虜楽劇団の活動から、苦難の体験を「生きる力」に変えた芸術表現と精神性をたどる。回想記・手紙・ロシア紙など史料のほか聞き取り、フィールドワークから彼らの内面世界を描く。登場するのは名曲「異国の丘」でも知られる作曲家・吉田正、栗原照夫(後のスマイリー小原)、黒柳守綱、山本幡男、田中猛、蜂谷彌三郎、阿彦哲郎、「ハバロフスク日本人墓地の墓守り」として知られる吉田明男ほか、香月泰男、横山操、佐藤清らの絵画、木内信夫のイラスト画なども紹介。南信四郎、戸泉米子といった通訳たちの奮闘や、著者に送られた外国発のメールから調査し判明した元満鉄調査マン・原田道治の数奇な運命と交流についても描く。
目次
- シベリア抑留を理解する8つのポイント
- 第1部 収容所の文化活動(「異国の丘」誕生話;楽・劇団の登場 ほか)
- 第2部 日本人とロシア人の交流(ロシア語と通訳たち;名通訳の南信四郎と戸泉米子 ほか)
- 第3部 望郷、一時帰国か永住か(ハバロフスクに生きて—吉田明男と田中猛;二つの愛、二つの祖国—蜂谷彌三郎 ほか)
- 第4部 資料ゼロから始めて(あるソ連帰化者—ロシア紙記事から;ある満鉄調査マン—外国発メールから)
- 運動史—要求から記憶の伝承へ
「BOOKデータベース」 より