営繕かるかや怪異譚
著者
書誌事項
営繕かるかや怪異譚
(角川文庫, 23212,
KADOKAWA, 2022.6
- その2
- タイトル読み
-
エイゼン カルカヤ カイイタン
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注記
2019年7月刊の文庫化
ブックジャケットのシリーズ番号: お72-3
収録内容
- 芙蓉忌
- 関守
- まつとし聞かば
- 魂やどりて
- 水の声
- まさくに
内容説明・目次
内容説明
両親と弟が鬼籍に入り、かつて花街だったという古い町並みにある町屋の実家に戻ってきた貴樹。彼が書斎として定めた部屋の書棚に立てかけられた鏡をずらしてみると、柱と壁の深い隙間の向こうに芸妓のような三味線を抱えて坐る儚げな着物姿の人影が見えた…(「芙蓉忌」)。夕暮れの闇が迫る中、背戸に立つ袴を着た鬼が、逃げようとする佐代の肩を掴み—(「関守」)。城下町の情緒が漂う怪談、全6篇。
「BOOKデータベース」 より