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文学者と哲学者と聖者 : 吉満義彦コレクション

吉満義彦著 ; 若松英輔編

(文春学藝ライブラリー, 思想 ; 25)

文藝春秋, 2022.6

タイトル読み

ブンガクシャ ト テツガクシャ ト セイジャ : ヨシミツ ヨシヒコ コレクション

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注記

吉満義彦年譜: p575-581

底本: 「吉満義彦全集」第1巻-第5巻(講談社 1984-1985年刊), 「哲学者の神」(みすず書房 1947年刊), 「カトリック思想」第1巻第2号(カトリック研究社 1946年刊)

収録内容

  • 詩と愛と実存
  • 詩人の友に与える手紙
  • リルケにおける詩人の悲劇性
  • ドストエフスキー『悪霊』について
  • マリタン先生への手紙
  • キルケゴールの立場
  • 天使
  • 詩人と宿命
  • 文学者と哲学者と聖者
  • 民衆と天使
  • 詩とロゴス
  • 文学とロゴス
  • 神秘主義と二十世紀思想
  • 現代における神秘主義の問題
  • 神秘主義の形而上学
  • 実在するもの
  • 哲学者の神
  • デカルトよりトマスへの道
  • 思想とは何か
  • パスカルの心戦に因んで
  • 中世的人間の理念
  • 聖トマスとダンテ
  • 復活と人類の哲学
  • 文化と宗教の理念
  • カトリシズムと現代人
  • 近代超克の神学的根拠
  • 今日われわれはいかなる理由をもってキリスト教徒たり得るか?
  • 私の改宗
  • ペギーとベルグソン
  • 天衣無縫の記
  • 岩下先生の使徒的生涯
  • 恩師永遠の面影
  • 我が祈り
  • わがホルテンシウス体験
  • 「ツアラツシュトラ審判」の秘義
  • 哲学的・宗教的断想録〈覚書き〉

内容説明・目次

内容説明

日本最初期のカトリック哲学者・吉満義彦。彼の精神的継承者たる若松英輔が精選した論考、随筆、詩の計三十六編を収録する。古代から現代に至るキリスト者の魂の系譜に学び、その精神を日本に植え、自ら使徒として生きんとした。神なき個人が跋扈する「近代以降」を批判、神と人間が共に生きた「中世」の日本における新たな創出を夢見た、吉満の烈しく清い魂が現代によみがえる。

目次

  • 第1章 詩と愛と実存
  • 第2章 神秘主義と二十世紀思想
  • 第3章 哲学者の神
  • 第4章 中世的人間の理念
  • 第5章 文化と宗教の理念
  • 第6章 私の改宗
  • 第7章 遺稿 我が祈り

「BOOKデータベース」 より

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