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小説の読み方

平野啓一郎著

(PHP文芸文庫, [ひ12-2])

PHP研究所, 2022.5

Title Transcription

ショウセツ ノ ヨミカタ

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Note

2009年3月刊に『罪と罰』『本心』の項目を新規追加し、加筆・修正したもの

文庫番号はブックジャケットによる

Description and Table of Contents

Description

ちょっとした着眼点の違いで、小説はもっと面白くなる!本書は、『蹴りたい背中』『ゴールデンスランバー』など、現代の純文学やミステリー、古典などを題材に、作品をより深く楽しく味わうコツを、人気小説家がわかりやすく解説。小説を読んだ後、SNSで、作品の感想を書いたり、意見交換ができるようになる1冊です。文庫版では自著『本心』と『罪と罰』の解説を特別収録!PHP新書版を加筆・修正し再編集。

Table of Contents

  • 第1部 基礎編 小説を読むための準備(世の中のことを「小さく説く」もの!?;小説を「四つの質問」から考えてみる;小説が持っている時間の“矢印”;「知りたい」という欲求と“主語”+“述語”;“究極の述語”への長い旅;“大きな矢印”は無数の“小さな矢印”の積み重ね;“主語”になる登場人物;話の展開が早い小説、遅い小説;述語に取り込まれる主語;期待と裏切り;事前の組み立てと即興性;愛し方に役立てる)
  • 第2部 実践編 どこを見て、何を語るか(ポール・オースター『幽霊たち』;綿矢りさ『蹴りたい背中』;ミルチャ・エリアーデ『若さなき若さ』;高橋源一郎『日本文学盛衰史—本当はもっと怖い「半日」』;古井由吉『辻—「半日の花」』;伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』;瀬戸内寂聴『髪—「幻」』;イアン・マキューアン『アムステルダム』;美嘉『恋空』;フョードル・ドストエフスキー『罪と罰』;平野啓一郎『本心』)

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Details

  • NCID
    BC15255455
  • ISBN
    • 9784569902197
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    313p
  • Size
    15cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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