戦争抵抗の倫理 : 大戦期アメリカの良心的戦争拒否者たち

書誌事項

戦争抵抗の倫理 : 大戦期アメリカの良心的戦争拒否者たち

師井勇一著

大月書店, 2022.6

タイトル別名

戦争抵抗の倫理 : 大戦期アメリカの良心的戦争拒否者たち

タイトル読み

センソウ テイコウ ノ リンリ : タイセンキ アメリカ ノ リョウシンテキ センソウ キョヒシャ タチ

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注記

参考文献: 巻末pxi-xix

内容説明・目次

内容説明

第一次・第二次世界大戦下のアメリカで、兵役などの戦争参加をあくまでも拒否した若者たち。民主主義社会における良心の自由や市民責任はどうあるべきか。膨大な史料から浮かび上がる思想と行動が、現代の私たちに重い問いを投げかける。

目次

  • 序章 戦争抵抗における道徳的信念と市民責任
  • 第1部 アメリカ戦争抵抗の伝統(キリスト教平和主義小宗派(1)—反戦クェーカー教徒の苦難;キリスト教平和主義小宗派(2)—「公共」における市民責任と良心の自由;19世紀の平和運動の中での良心的戦争拒否の思潮;ヘンリー・デイビッド・ソローの市民的不服従)
  • 第2部 第一次世界大戦下の良心的戦争拒否者たち(1917〜18年)(第一次世界大戦時の徴兵制と良心的兵役拒否;良心的兵役拒否者に対する社会の理解と処遇;小宗派の良心的兵役拒否—「永遠のいのち」か「永遠の罪責」か;非小宗派の良心的兵役拒否—倫理的個人主義と市民責任)
  • 第3部 第二次世界大戦下の良心的戦争拒否者たち(1940〜45年)(第二次世界大戦時の徴兵制と良心的兵役拒否;ユニオン・エイト—8人の神学生による徴兵登録拒否;民間公共奉仕からの離脱—「共に二里」ゆくことを拒んで;戦争絶対拒否者たち—良心の自由のための非暴力直接行動)
  • 終章 戦争抵抗の可能性

「BOOKデータベース」 より

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