内政干渉の国際法 : 法の適用問題への歴史的視座

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内政干渉の国際法 : 法の適用問題への歴史的視座

藤澤巌著

岩波書店, 2022.6

Other Title

Intervention in the internal affairs of states and international law : a historical perspective on the applicability of international law

内政干渉の国際法 : 法の適用問題への歴史的視座

Title Transcription

ナイセイ カンショウ ノ コクサイ ホウ : ホウ ノ テキヨウ モンダイ エノ レキシテキ シザ

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Description and Table of Contents

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「内政不干渉原則」は、最も根本的な国際法規範の1つであるが、現実の国際社会で遵守されていないとか、そもそも適用が困難といった指摘もなされている。それは何に由来するのか。この原則の形成・発展過程史を、国家実行と学説の両面から探究。国際法の構造に立ち返った考察によって、通説の問題点を抉り出し、国際法の新たな見取り図を提示する画期的研究。

Table of Contents

  • 序章 問題の所在
  • 1 国家実行における干渉の規制(19世紀ヨーロッパにおける不干渉原則;20世紀米州における干渉の法規制)
  • 2 学説における干渉に関する国際法規則の発達(「命令的介入」としての干渉とその原則的禁止;学説における国内管轄事項概念の導入)
  • 3 結論(冷戦期における不干渉原則)
  • 終章 検討の結果

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