「みんな違ってみんないい」のか? : 相対主義と普遍主義の問題

書誌事項

「みんな違ってみんないい」のか? : 相対主義と普遍主義の問題

山口裕之著

(ちくまプリマー新書, 405)

筑摩書房, 2022.7

タイトル別名

みんな違ってみんないいのか

タイトル読み

ミンナ チガッテ ミンナ イイ ノカ : ソウタイ シュギ ト フヘン シュギ ノ モンダイ

内容説明・目次

内容説明

「正しさは人それぞれ」といって他人との関係を切り捨てるのでもなく、「真実は一つ」といって自分と異なる考えを否定するのでもなく—考え方の異なる者同士がともに生きていくために、「正しさ」とは何か、それはどのようにして作られていくものかを、さまざまな学問のこれまでの議論を概観したうえで考える。

目次

  • 第1章 「人それぞれ」論はどこからきたのか(普遍性を偏重する西洋文明;相対主義的な考え方の始まり ほか)
  • 第2章 「人それぞれ」というほど人は違っていない(言語相対主義;基本の色彩語 ほか)
  • 第3章 「道徳的な正しさ」を人それぞれで勝手に決めてはならない(人類普遍だからといって「そうするのが正しい」ということにはならない;「道徳的な正しさ」についての私の考え方 ほか)
  • 第4章 「正しい事実」を人それぞれで勝手に決めてはならない(「事実は人それぞれ」と主張する人たち;ものの見え方は人それぞれでない ほか)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BC15667441
  • ISBN
    • 9784480684301
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    220p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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