五代友厚と北海道開拓使事件 : 明治十四年の大隈追放と五代攻撃の謎に迫る
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五代友厚と北海道開拓使事件 : 明治十四年の大隈追放と五代攻撃の謎に迫る
ミネルヴァ書房, 2022.7
- タイトル別名
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五代友厚と北海道開拓使事件 : 明治十四年の大隈追放と五代攻撃の謎に迫る
- タイトル読み
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ゴダイ トモアツ ト ホッカイドウ カイタクシ ジケン : メイジ 14ネン ノ オオクマ ツイホウ ト ゴダイ コウゲキ ノ ナゾ ニ セマル
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注記
参考文献: p226-228
事件年表: 巻末p7-14
内容説明・目次
内容説明
大阪発展の恩人、五代友厚の汚名を晴らす。明治十四年に官有物の払下げを出願したとされる五代は、不当に安く払下げを受けたものと激しく批判され、後世「政商」呼ばわりをされるに至った。果たしてそれは事実なのか?本書では、当時の新聞記事だけでなく、一次史料によって五代の汚点とされる開拓使官有物払下げ事件が、どのような経緯で推移したのかを、洗い直すとともに、大隈重信が追放された明治十四年の政変の謎にも迫る。
目次
- 開拓使官有物事件と誤報の連鎖
- 五代友厚と広瀬宰平の生きた時代
- 大隈財政下の直貿易論
- 大隈財政の危機と五代の助言
- 黒田清隆と北海道開拓使
- 熱海会議と関西貿易社の設立
- 広瀬宰平の東北・北海道視察
- 開拓使払下げ問題の推移
- 開拓使払下げ問題の検証
- 大隈財政の挫折と開拓使問題
- 五代友厚と広瀬宰平の意見対立
- 明治十四年の政変と開拓使事件の真相
- 開拓使廃止と関西貿易社の解散
- 開拓使後の北海道と官業払下げ
- 国益をめざした五代友厚
「BOOKデータベース」 より