いかにして発明国民となるべきか : 高峰譲吉文集
著者
書誌事項
いかにして発明国民となるべきか : 高峰譲吉文集
(岩波文庫, 青(33)-952-1)
岩波書店, 2022.7
- タイトル別名
-
高峰譲吉文集いかにして発明国民となるべきか
- タイトル読み
-
イカニ シテ ハツメイ コクミン ト ナルベキカ : タカミネ ジョウキチ ブンシュウ
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収録内容
- 口演 高峰博士発明苦心談
- 英国留学時の書簡より
- 本邦固有化学工業の改良
- 演説 天然瓦斯
- 演説 人造肥料の説
- 自家発見の麴ならびに臓器の主成分について
- 新ジアスターゼ剤およびその製造法について
- 百難に克ちたる在米二十余年の奮闘
- いかにして発明国民となるべきか
- 余が化学研究所設立の大事業を企てたる精神を告白す
- 理化学研究進歩の賜だ
- 一研究の成功も富国の大道
- 時局と本邦工業家の覚悟
- 英米両国の化学工業保護法について
内容説明・目次
内容説明
明治国家を支える技術官僚を辞し、発明起業家を志して米国へ渡った高峰譲吉(1854‐1922)。挫折と紆余曲折の末、アドレナリンの結晶単離、タカジアスターゼの開発に成功した苦節の年月をふり返りつつ、日本における理化学研究と起業振興の必要性を熱く語る。スタートアップの先駆者のバイタリティあふれる文集。
目次
- 1 化学工業家の誕生(口演 高峰博士発明苦心談;英国留学時の書簡より;本邦固有化学工業の改良 ほか)
- 2 アメリカでの発明活動(自家発見の麹ならびに臓器の主成分について;新ジアスターゼ剤およびその製造法について;百難に克ちたる在米二十余年の奮闘)
- 3 発明立国への道(いかにして発明国民となるべきか;余が化学研究所設立の大事業を企てたる精神を告白す;理化学研究進歩の賜だ ほか)
「BOOKデータベース」 より