骨壺の話
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骨壺の話
(集英社文庫, [み‐3‐25])
集英社, 1998.5
- タイトル読み
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コツツボ ノ ハナシ
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注記
叢書番号はブックジャケットによる
解説: 祖田浩一
内容説明・目次
内容説明
ある日、業者は骨壺を作り始める。人は死んでからも入るところが必要である。ならば白灰一色で味気ないものでなく、もっとオリジナルな壺に入って楽しもう。かつて沖縄や慶州で見た釉薬を用いた美しい骨壺が思い出され、自ら手をそめる。かくして若狭と軽井沢に窯を持つまでに至る。「死」についての心のありかたを、滋味あふれる筆にのせ静かに解きあかす。
目次
- 骨壺の話(骨壺の話;『山の暮れに』のこと、それから;ふたたび、骨壺のこと)
- 死ぬこと生きること(集中治療室の思い出;水口さんの死;病院放浪 ほか)
- 若州日記(高橋竹山さんを迎えた日;竹紙本のこと;またまた、竹紙について ほか)
「BOOKデータベース」 より