「生類憐みの令」の真実
著者
書誌事項
「生類憐みの令」の真実
(草思社文庫, に4-3)
草思社, 2022.8
- タイトル読み
-
ショウルイ アワレミ ノ レイ ノ シンジツ
大学図書館所蔵 件 / 全5件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
2019年刊の加筆
生類憐みの令関連年表: p318-345 文献: p346-350
内容説明・目次
内容説明
徳川五代将軍綱吉は、二十数年もの間、生類憐みの令を出し続けた。犬、馬、鳥、魚介類、虫まで、あらゆる動物への慈愛を説き、その理念と実践を人々に強要したが、彼はなぜ、そこまで過剰な行為に走ったのか?個人的な願望をこれほど赤裸々に表明し、周囲に強要し続けた将軍は、歴代将軍で綱吉しかいない。生類憐みの全法令をつぶさに検討し、綱吉の心の闇に迫る。
目次
- 序章 明暦の大火—生類憐みの原風景
- 第1章 生類憐みの令はいつ始まったのか
- 第2章 僧隆光は、生類憐みの令を進言したのか
- 第3章 生類憐みの令、発令される
- 第4章 牛、馬、鳥、魚介、虫…連発される禁令
- 第5章 馬憐み令
- 第6章 「捨て子」の養育令・禁止令は、生類憐みの令なのか
- 第7章 徳川光圀の生類憐み
- 第8章 「聖人君主」への道
- 第9章 「トビとカラスの巣払い令」とは何か
- 第10章 中野犬小屋時代
- 終章 それぞれの終焉
「BOOKデータベース」 より