フロイトからファシズムへ
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フロイトからファシズムへ
(「世界史」の哲学 / 大澤真幸著, 現代篇 ; 1)
講談社, 2022.7
- タイトル読み
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フロイト カラ ファシズム エ
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注記
初出: 「群像」2020年8月号-2022年2月号 (2020年10月号, 2021年3, 4, 6月号, 2022年1月号をのぞく)
内容説明・目次
内容説明
近代の延長線上に現れる大きな断絶と恐怖。その端緒は精神分析理論における「回転」にある。第一次世界大戦を経験した「ヨーロッパ」で、認識の構造/真理の見え方に深刻な変化が起きた。宗教としての資本主義が際限なき増殖と自己否定を繰り返すとき、精神と社会を変容させる異形のダイナミズムが出現する。
目次
- 資本主義とエディプス化
- もうひとりのモーゼ
- 絶望としての信仰
- 永劫回帰の多義性
- “しるし”が来た
- 権力への意志と死の恐怖
- 「気まぐれな預言者」と「決断する主権者」
- ふたつの全体主義とその敵たち
- もうひとりの「もうひとりのモーゼ」
- ヨーロッパ公法の意図せざる効用
- “ラッセルの逆説”と“ヘーゲルの具体的普遍”
- 大英帝国から
- 第三帝国へ
- 特殊と普遍の弁証法的関係
「BOOKデータベース」 より