「サラリーマン」のメディア史
著者
書誌事項
「サラリーマン」のメディア史
慶應義塾大学出版会, 2022.8
- タイトル別名
-
サラリーマンのメディア史
- タイトル読み
-
「サラリーマン」ノ メディアシ
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注記
博士論文 (慶應義塾大学, 2021年度提出) に最低限の修正を施したもの
参考文献: p270-278
収録内容
- なぜ「『サラリーマン』のメディア史」か
- 戦前期における職員層とは何者だったのか
- 1950年代及び60年代におけるサラリーマンイメージの変容過程
- 「サラリーマン」と雑誌
- 「サラリーマン」を支えた上昇アスピレーション
- 処世術言説は、誰がどのように読んでいるのか
- メディア史の中の『課長島耕作』と『半沢直樹』
- 「サラリーマン」のメディア史における「大衆化」と「差異化」の過程
内容説明・目次
内容説明
大衆化と差異化「普通の人々」の昭和・平成を描く。「サラリーマン」という戦後の成人男性の典型的な表象が揺らぎつつある昨今。昭和・平成の映画、雑誌、ドラマ、漫画など…。サラリーマンがサラリーマンをまなざすメディアの分析を通じ、大衆化と差異化という視点から、日本社会を支える“普通の人々”の通史を描く。
目次
- 1章 なぜ「『サラリーマン』のメディア史」か
- 2章 戦前期における職員層とは何者だったのか—「サラリーマン」のメディア史序論
- 3章 1950年代及び60年代におけるサラリーマンイメージの変容過程—東宝サラリーマン映画を題材として
- 4章 「サラリーマン」と雑誌—1980年代における「知」の変容
- 5章 「サラリーマン」を支えた上昇アスピレーション—1980年代以降のビジネス雑誌
- 6章 処世術言説は、誰がどのように読んでいるのか
- 7章 メディア史の中の『課長 島耕作』と『半沢直樹』
- 8章 「サラリーマン」のメディア史における「大衆化」と「差異化」の過程
「BOOKデータベース」 より