日本の中絶
著者
書誌事項
日本の中絶
(ちくま新書, 1677)
筑摩書房, 2022.8
- タイトル別名
-
日本の中絶
- タイトル読み
-
ニホン ノ チュウゼツ
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内容説明・目次
内容説明
昨今、中絶をめぐる議論が続いている。経口中絶薬の承認から配偶者同意要件まで、具体的にこの問題をどうとらえればいいのか。かつて戦後日本は「中絶天国」と呼ばれた。その後、世界が中絶の権利を人権として認める流れにあるなか、日本では女性差別的イデオロギーが社会に影を落としている。中絶問題の研究家が、歴史的経緯をひもとき、今後の展望を示す。
目次
- 第1章 なぜ中絶はタブー視されるのか
- 補論1 刑法堕胎罪と母体保護法
- 第2章 日本の中絶医療
- 補論2 日本の中絶方法の特殊さ
- 第3章 中絶とはどういう経験か
- 第4章 安全な中絶
- 補論3 中期中絶とはなにか
- 第5章 性と生殖の権利
- 補論4 経口中絶薬をめぐる情報
- 第6章 これからの中絶
- 補論5 不妊治療の保険適用
「BOOKデータベース」 より