対馬の渡来版経 : 護り伝える東アジアの至宝
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書誌事項
対馬の渡来版経 : 護り伝える東アジアの至宝
(アジア遊学, 272)
勉誠出版 (発売), 2022.8
- タイトル別名
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対馬の渡来版経 : 護り伝える東アジアの至宝
- タイトル読み
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ツシマ ノ トライ ハンキョウ : マモリツタエル ヒガシアジア ノ シホウ
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参考文献あり
内容説明・目次
内容説明
国境の島、対馬。朝鮮半島まで約五十キロの位置にあるこの島は、古来、日本にとって外来文化受容の最前線基地として重要な役割を担ってきた。島内には、朝鮮半島由来の文物が数多く伝来し、その交流の歴史を物語る遺品として大切に護られている。そのひとつが朝鮮半島から伝わった版経と呼ばれる印刷された仏教経典の数々であり、世界的にみても現存まれな遺品が数多く残されている。十年に及ぶ総合調査により見えてきた対馬伝来の版経に関する新知見を多数の図版とともに余すところなく提示。東アジア文化交流の至宝である対馬の版経を未来に伝える一里塚となる画期的な書。掲載図版一〇〇点超!
目次
- 1 対馬渡来版経のすべて(長松寺所蔵高麗版初雕本『大般若経』;金剛院所蔵高麗版再雕本『大般若経』;多久頭魂神社所蔵高麗版再雕本大蔵経;西福寺所蔵元版普寧寺蔵『大般若経』;妙光寺所蔵元版普寧寺蔵『大般若経』 ほか)
- 2 対馬渡来経巻を掘り下げる(対馬宗氏の経典施入とその政治的意義;対馬藩と寺社の宝物—経典を中心に;高麗版再雕本大蔵経の料紙について;高麗版再雕本大蔵経に見える墨書の検討;多久頭魂神社所蔵高麗版大蔵経の渡来年代について ほか)
「BOOKデータベース」 より