フィンランド虚像の森
著者
書誌事項
フィンランド虚像の森
新泉社, 2022.8
- タイトル別名
-
Metsä meidän jälkeemme
フィンランド : 虚像の森
- タイトル読み
-
フィンランド キョゾウ ノ モリ
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注記
その他の著者: ペッカ・ユンッティ, アンナ・ルオホネン, イェンニ・ライナ
監訳: 田中淳夫
文献あり
内容説明・目次
内容説明
森と湖の国の暗翳を暴く!絶望の林業の始まりは、ロシアとの冬戦争だった…
目次
- 1 これがかつてのフィンランドの森(昔々の森のおはなし—私たちが失った森のこと;トゥルクの町よりも古いマツ—現存している古木の中で最長寿の木は、コロンブスが新大陸を発見した頃に芽吹いている ほか)
- 2 痕跡(伝承街道—消滅の危機にある、民族叙事詩カレワラをフィンランドへと伝えた中世から続く街道;向かう先は、次なる伐採—オリエンティア、ミンナ・カウッピ、瀕死の苔むした森に途方に暮れる ほか)
- 3 新旧交代(バイオレメディエーション 生物学的環境修復—製紙(パルプ)業界が多くの人を惹きつけるバイオエコノミーへ変貌した道のり;計算せよ、信ずるな—研究者サンポ・ソイマカッリオにとって、気候変動における森の役割は自然科学の現実であって、私見を求めるものではない ほか)
- 4 選択のとき(未来への遺産—いかにして森の捕食者クズリが森の守護神になったのか、いかにしてこの森を次の世代も享受できる森にしようと多くの人が考えているのか;森林売買という名の森林破壊—森を森として維持した方が皆伐を繰り返すよりも生産性が高いことがわかっているにもかかわらず、なぜ、沈黙しているのか ほか)
「BOOKデータベース」 より