敗者の古代史 : 「反逆者」から読みなおす

書誌事項

敗者の古代史 : 「反逆者」から読みなおす

森浩一 [著]

(角川新書, [K-399])

KADOKAWA, 2022.9

タイトル別名

敗者の古代史 : 戦いに敗れた者たちはどうなったのか?

敗者の古代史 : 反逆者から読みなおす

タイトル読み

ハイシャ ノ コダイシ : 「ハンギャクシャ」 カラ ヨミナオス

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注記

『敗者の古代史 戦いに敗れた者たちはどうなったのか?』 (2016.10) を改題のうえ復刊し, 解説を加え, 誤記誤植を正したもの

底本: 2016年刊初版

著者の肖像あり

シリーズ番号はブック・カバーによる

内容説明・目次

内容説明

歴史は勝者によって書かれている。朝廷に「反逆者」とされた者たちの足跡を辿り、『古事記』や『日本書紀』の記述を再検証。筑紫君石井、両面宿儺、蘇我入鹿…地域の埋もれた伝承を掘り起こすと見えてきたのは、地元では英雄として祠られる姿だった。現在歴史教科書で、未決着の天皇陵古墳を所在地で記述するのは、著者が提唱したことだ。考古学界の第一人者が最晩年に遺した集大成作品。

目次

  • 饒速日命と長髄彦
  • タケハニヤス王とミマキイリ彦の戦争
  • 狭穂姫と狭穂彦
  • 熊襲の八十梟帥と日本武
  • 劔御子としての忍熊王
  • 菟道稚郎子と大山守
  • 飛騨の両面宿儺
  • 墨江中王と曾婆訶理
  • 大日下王と押木珠縵
  • 市辺忍齒別王と皇子たち
  • 筑紫君石井
  • 物部守屋大連
  • 崇峻天皇と蜂子皇子
  • 山背大兄王と一族の死
  • 蘇我氏四代—稲目、馬子、蝦夷、入鹿
  • 有間皇子と塩屋連〓魚
  • 大津皇子と高市皇子の運命—壬申の乱
  • 大友皇子の死とその墓

「BOOKデータベース」 より

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