生まれが9割の世界をどう生きるか : 遺伝と環境による不平等な現実を生き抜く処方箋

書誌事項

生まれが9割の世界をどう生きるか : 遺伝と環境による不平等な現実を生き抜く処方箋

安藤寿康著

(SB新書, 593)

SBクリエイティブ, 2022.9

タイトル読み

ウマレ ガ 9ワリ ノ セカイ オ ドウ イキル カ : イデン ト カンキョウ ニ ヨル フビョウドウ ナ ゲンジツ オ イキヌク ショホウセン

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注記

主な参考文献: 巻末

内容説明・目次

内容説明

子どもに親は選べない、どんな環境に生まれるかは運任せ。「親ガチャ」という言葉には、遺伝と環境がすべてならば、努力することに意味はないといった若者の諦念がある。遺伝が、あらゆる要素に影響するのは事実である。しかし、だからといって人生に意味がないわけではない。行動遺伝学の第一人者による自分らしく、幸福に生きるためのヒントとは。

目次

  • 第1章 遺伝とは何か—行動遺伝学の知見(勉強もスポーツもパッとしません。スクールカースト上位の人が羨ましい。結局、そういう才能って全部遺伝じゃないんですか?;子どもの頃からピアノを習っているけど、親が「練習しろ」とうるさく言うせいでイヤになってきた。親も楽器なんて弾けないのに。どうせ音楽の才能も遺伝なんでしょ? ほか)
  • 第2章 学歴社会をどう攻略する?(少々無理してでも、偏差値の高い中学校に行った方がよいですか?;先生ガチャに外れて、学校生活は暗黒です。 ほか)
  • 第3章 才能を育てることはできるか?(子どもの時にはできるだけたくさん習いごとをさせた方がよいのでしょうか?;やっぱり田舎にいるより、都会に出た方が何者かになれるチャンスは増えるんじゃないですか? ほか)
  • 第4章 「優生社会」を乗り越える(知能が高いほど、収入の高い仕事に就けるのでしょうか?;女性の賃金が男性よりも低いのは、女性の能力が低いからなんですか? ほか)

「BOOKデータベース」 より

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