日本仏教の社会倫理 : 正法を生きる

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日本仏教の社会倫理 : 正法を生きる

島薗進著

(岩波現代文庫, 学術 ; 453)

岩波書店, 2022.9

タイトル読み

ニホン ブッキョウ ノ シャカイ リンリ : ショウボウ オ イキル

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注記

2013年9月岩波書店刊の岩波現代文庫収録にあたり、書名の副題を変更し、新たに「補章」と索引を加えたもの

文献一覧: p343-349 索引: 巻末p1-7

内容説明・目次

内容説明

仏教には本来、社会倫理的な実践が大きな要素として備わっていた。近代的な宗教観のもとで見落とされがちだった、そうした倫理性・社会性の側面が、現代社会の中で再び顕わになりつつある。本書は、サッダルマ(正法)を世に現す生き方の系譜に着目しながら、日本仏教の実践思想を捉え直し、宗派主義の枠を超えた新しい日本仏教史像を提示する試みである。

目次

  • 序章 日本仏教を捉え返す
  • 第1章 出家と在家—近代的な仏教理解を超えて
  • 第2章 仏教と国家—正法を具現する社会
  • 第3章 正法と慈悲—仏教倫理の基礎概念
  • 第4章 正法と末法—日本仏教の形成
  • 第5章 正法復興運動の系譜—中世から近世へ
  • 第6章 在家主義仏教と社会性の自覚—近代から現代へ
  • 終章 東日本大震災と仏教の力
  • 補章 近代日本仏教の社会倫理—伝統仏教教団を中心に

「BOOKデータベース」 より

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