瀧口修造研究 : 「影像人間」の系譜
著者
書誌事項
瀧口修造研究 : 「影像人間」の系譜
(近代文学研究叢刊, 73)
和泉書院, 2022.9
- タイトル別名
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瀧口修造研究 : 影像人間の系譜
- タイトル読み
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タキグチ シュウゾウ ケンキュウ : エイゾウ ニンゲン ノ ケイフ
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注記
2012年度に北海学園大学大学院文学研究科に提出し受理された博士学位論文を基に大幅に加筆、改稿したもの
参考文献: pvi-vii
瀧口修造著作初出一覧: p317-327
瀧口修造略年譜: p328-332
1925年10月-1941年8月におけるSurréalismeの著作物の翻訳(および解説・注釈): p334-364
収録内容
- 瀧口修造先行研究・批評の分析
- 瀧口のオートマティスム
- ウィリアム・ブレイクの洗礼
- 絶対への接吻
- 卵のエチュード
- 記録写真の美学
- 詩と絵画の結婚
内容説明・目次
内容説明
瀧口のシュールレアリスム受容の土台となった、ウィリアム・ブレイクおよびサミュエル・テイラー・コールリッジらの英国浪漫主義受容の重要性を論じ、加えて、現象学者バシュラールの解釈学的視座を用いることによって、瀧口の芸術観・作品の普遍的な部分を際立たせ、国際的な文学研究における価値を見出した。
目次
- 序章 瀧口修造先行研究・批評の分析—瀧口はどのように読まれて来たか
- 第1章 瀧口のオートマティスム—コールリッジおよびバシュラールを補助線として
- 第2章 ウィリアム・ブレイクの洗礼—光の形而上学
- 第3章 「絶対への接吻」—シュールレアリスム詩の実験の転換点として
- 第4章 「卵のエチュード」—サルバドール・ダリによる啓示とその超越
- 第5章 記録写真の美学—瀧口修造の場合
- 第6章 詩と絵画の結婚—瀧口修造、ジョアン・ミロ共著『手づくり諺ジョアン・ミロに』における「諺」の分析
「BOOKデータベース」 より