アジアの孤児
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アジアの孤児
(岩波現代文庫, 文芸 ; 346)
岩波書店, 2022.9
- タイトル読み
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アジア ノ コジ
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注記
新人物往来社刊 (1973年) の現代文庫化にあたり表記を改め、割注・篇末注を新たに追加したもの
内容説明・目次
内容説明
日本の植民地時代の台湾に生まれた胡太朗は、中国文化をルーツに持ちながら、近代的な教育を受けて成長する。だが日本人とは決して同等に扱われず、新天地を求めて渡った日本や中国でも同胞とは見なされない。やがて日本の中国侵略が本格化し、太平洋戦争が勃発すると、故郷では皇民化運動が吹き荒れる。植民統治下の台湾人が生きた矛盾と苦悩を克明に描き、戦後に日本語で発表された、台湾文学の古典的名作。
「BOOKデータベース」 より