そうしないことはありえたか? : 自由論入門

書誌事項

そうしないことはありえたか? : 自由論入門

高崎将平著

青土社, 2022.9

タイトル別名

そうしないことはありえたか : 自由論入門

タイトル読み

ソウシナイ コト ワ アリエタカ? : ジユウロン ニュウモン

注記

参考文献: 巻末pvii-xx

内容説明・目次

内容説明

「私たちは果たして自由であるのか」。この問いは長年の哲学者たちの悩みのタネで、この二千年来さまざまに議論が繰り広げられ、その論争は今日もなお続いている。決定論、他行為可能性、フランクファート型事例、自由の源泉性、ヴァンインワーゲンの帰結論証、リバタリアニズム、運、ストローソンの責任理論…。古典的な考え方から最新の議論まで網羅し、自由を考えるためのキーワードやその考え方をていねいに紐解く。入門書にして決定版。

目次

  • 序章 なぜ自由を哲学するか?
  • 1 自由の二つのモデル(そうしないことはありえたか?—自由の他行為可能性モデル;自由とは「自らに由る」ことか?—自由の源泉性モデル)
  • 2 自由と決定論の両立可能性(決定論は自由の余地を無くすのか?—帰結論証の検討;私たちは操り人形にすぎないのか?—源泉性モデルへの挑戦;「運」は自由を脅かすか?—リバタリアニズムの検討;「自由なき世界」の可能性—楽観的懐疑論の検討)
  • 3 自由と責任のつながりを再考する(怒りと責任—ストローソンの責任理論;「責任」のレンズを外して自由を探求する)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BC16903823
  • ISBN
    • 9784791774920
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    293, xxp
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ