老人をなめるな
著者
書誌事項
老人をなめるな
(幻冬舎新書, 667,
幻冬舎, 2022.9
- タイトル読み
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ロウジン オ ナメルナ
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内容説明・目次
内容説明
仕事部屋を借りようとした著者は、86歳という年齢を言うと立て続けに断られ、唖然としたという。日本の高齢者は、収入があっても部屋すら借りられないのか、と。最近では終末期の医療費を減らすために、「高齢者の延命治療は必要ない」という議論もある。だが著者は、本人の意思を無視して高齢者をひとくくりにし、命を軽視することに異議を唱え、さらに「少子化でこれから否応なく社会の担い手になる年寄りが、生きにくい世の中にしてどうする!」と喝破。高齢化ニッポンが抱える難題の打開策を提言する。
目次
- 第1章 なぜ日本は高齢者にとって住みづらくなったのか(年寄りは賃貸マンションも借りられない;こうして高齢者は排除される ほか)
- 第2章 身体が不自由なときは、頭を使う(高齢者にとって腹痛は辛いよ;腹痛患者のお腹すら触らない医者 ほか)
- 第3章 「年寄り」にならない人はいない(スマホの代わりに年寄りの知恵を活用せよ;読書で得られる知恵も高齢者の知恵に匹敵する ほか)
- 第4章 年を取るほど、お金は重要(「年を取ると、お金は大事よ」;特殊詐欺は日に日に進化している ほか)
- 第5章 高齢者よ、街に出よ!(コロナのしわ寄せは年寄りに集中;甘やかすのは子供のためにならない ほか)
「BOOKデータベース」 より