「満洲」という遺産 : その経験と教訓
著者
書誌事項
「満洲」という遺産 : その経験と教訓
ミネルヴァ書房, 2022.9
- タイトル別名
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Minerva Shobo librairie
満洲という遺産 : その経験と教訓
- タイトル読み
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「マンシュウ」トイウ イサン : ソノ ケイケン ト キョウクン
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注記
参考文献あり
人名索引: 巻末p1-9
事項索引: 巻末p10-21
内容説明・目次
内容説明
一四年間しか続かなかった帝国日本最大の植民地「満洲」は、関内(中国)をはじめ、内地(日本)、朝鮮、ソ連などといかなる関わりをもっていたのか。また、いわゆる「日人」「満人」双方の精神活動と行動原理に深く影響を与えた現地の社会や文化はいかなるものであったのか。本書では、構造的かつ多角的な視点から「満洲」の全体像を構築し、あわせてその存在が中国や日本、また朝鮮に及ぼした歴史的な役割と意味を追究する。
目次
- 満洲国が受け継いだ満洲近代の「遺産」
- 第1部 制度と政策(「満洲」の土地制度と漢人流入—満洲国期に作成された調査報告書;「満洲国」言語政策と国民像—「満洲国」政府語学検定試験の影響 ほか)
- 第2部 産業と都市(中国東北の経済建設と日本の投資—炭鉱業・鉄鋼業・電力業の発展;満鉄中央試験所による科学技術革新—満洲に賭けた三八年の軌跡 ほか)
- 第3部 文化と文学(「満洲」の秘密結社—在家裡訪日団をめぐる日本人の思惑;「満洲」における関内文化情報の受容—断絶と連帯 ほか)
- 第4部 「満洲国」の前と後(満洲事変から「大東亜戦争」へ—日本帝国主義の展開と事後解釈;日本の国際連盟脱退—「満洲国」はなぜ承認されなかったか ほか)
「BOOKデータベース」 より