書く力 : 加藤周一の名文に学ぶ

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書く力 : 加藤周一の名文に学ぶ

鷲巣力著

(集英社新書, 1138F)

集英社, 2022.10

タイトル読み

カク チカラ : カトウ シュウイチ ノ メイブン ニ マナブ

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注記

加藤周一略年譜: p318-321

内容説明・目次

内容説明

戦後日本を代表する思想家・加藤周一は、平凡社の『世界大百科事典』編集長を務めた知識人であり、海外の二〇を超える大学で教鞭をとった国際人でもある。著書は三〇〇冊以上。名文家として知られるが、その短文は簡にして要を得た珠玉の文である。本書では、厖大な作品群から現代日本語の精髄ともいうべき短文を厳選。「読点」「起承転結」「三点整理」「比較対照」「比喩表現」など二四項目を採りあげ、文章を書くうえでの心髄に迫った。これから文章を学ぼうとする人には、このうえない入門書である。

目次

  • 第1部 基礎編(文は短く—“通い慣れたところ”;読点は雄弁だ—「「美」について」;見ることが基本—「『上野毛雑文』あとがき」 ほか)
  • 第2部 実践編(むつかしいことをやさしく—「嘘について」;論点は三点に絞る—「土着文化または『萬葉集』の事」;強調で論点は明確に—「堀辰雄愛読の弁」 ほか)
  • 第3部 応用編(紹介文—「丸山眞男」;追悼文—「福永武彦の死」;書評文—「文は人なりまたは『ラッセル自伝』の事」 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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