Bibliographic Information

制度 : 人類社会の進化

河合香吏編

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所, 2013.3

Other Title

Practices, conventions and institutions : the evolution of human sociality

Title Transcription

セイド : ジンルイ シャカイ ノ シンカ

Note

欧文タイトルは標題紙裏による

内容: 序章: 「集団」から「制度」へ -- 人類社会の進化史的基盤を求めて--, 第1部: 制度の生成機序(第1章「制度が成立するとき」-第5章「教えが制度となる日」), 第2部: 制度表出の具体相(第6章「アルファオスとは「誰のこと」か?」-第10章「制度としてのレイディング」), 第3部: 制度進化の理論(第11章「制度以前と以後を繋ぐものと隔てるもの」-第14章「制度の基本構成要素」), 第4部: 制度論のひろがり(第15章「感情のオントロギー」-第18章「制度の進化的基盤」), あとがき(河合香吏), 索引, 著者紹介

参考文献: 各章末

Contents of Works
  • 「集団」から「制度」へ : 人類社会の進化史的基盤を求めて / 河合香吏 [執筆]
  • 制度が成立するとき / 曽我亨 [執筆]
  • 死という制度 : その初発をめぐって / 内堀基光 [執筆]
  • 制度と儀礼化あるいは儀礼行動 / 田中雅一 [執筆]
  • 子ども・遊び・ルール : 制度の表出する場を考える / 早木仁成 [執筆]
  • 教えが制度となる日 : 類人猿から人への進化史的展望 / 寺嶋秀明 [執筆]
  • アルファオスとは「誰のこと」か? : チンパンジー社会における「順位」の制度的側面 / 西江仁徳 [執筆]
  • 共存の様態と行為選択の二重の環 : チンパンジーの集団と制度的なるものの生成 / 伊藤詞子 [執筆]
  • 見えない他者の声に耳を澄ませるとき : チンパンジーのプロセス志向的な慣習と制度の可能態 / 花村俊吉 [執筆]
  • 野生の平和構築 : スールーにおける紛争と平和の事例から制度を考える / 床呂郁哉 [執筆]
  • 制度としてのレイディング : ドドスにおけるその形式化と価値の生成 / 河合香吏 [執筆]
  • 制度以前と以後を繋ぐものと隔てるもの / 北村光二 [執筆]
  • 役割を生きる制度 : 生態的ニッチと動物の社会 / 足立薫 [執筆]
  • 数学の証明と制度の遂行 : ケプラー方程式から出発する進化の考察 / 春日直樹 [執筆]
  • 制度の基本構成要素 : 三角形, そして四面体をモデルとする『制度』の理解 / 船曳建夫 [執筆]
  • 感情のオントロギー : イヌイトの拡大家族集団にみる〈自然制度〉の進化史的基盤 / 大村敬一 [執筆]
  • 「感情」という制度 : 「内面にある感情」と「制度化された妬み」をめぐって / 杉山祐子 [執筆]
  • 老女は自殺したのか : 制度の根拠をめぐる一考察 / 西井凉子 [執筆]
  • 制度の進化的基盤 : 規則・逸脱・アイデンティティ / 黒田末寿 [執筆]
Details
  • NCID
    BC1727347X
  • ISBN
    • 9784863371262
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    府中 (東京都)
  • Pages/Volumes
    vi, 420p
  • Size
    23cm
  • Classification
  • Subject Headings
Page Top