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バルジ大作戦

ジョン・トーランド著 ; 向後英一訳

(シリーズ「人間と戦争」 / 大木毅監修, 3)

早川書房, 2022.10

タイトル別名

Battle : the story of the Bulge

タイトル読み

バルジ ダイサクセン

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注記

監訳・解説: 大木毅

1966年3月に早川書房より単行本として刊行し、その後1978年3月に2分冊で文庫化した作品を改訂・再編集したもの

内容説明・目次

内容説明

1944年12月16日払暁、西部戦線アルデンヌ森林の静寂を破る、雷鳴のごとき砲声。ヒトラー自ら構想した作戦、第三帝国の命運を賭した一大反攻が開始されたのだ。ドイツ装甲部隊は奇襲に成功し、突破急進、連合軍の戦線に巨大な突出部「バルジ」を形成する。この突出部がさらに膨れあがれば、「バルジの戦い」はドイツ軍の勝利に終わる。それをくじくには要衝の都市バストーニュを死守しなければならない。守備隊のアメリカ第101空挺師団は包囲されながらも徹底抗戦する。彼らを救うべく、パットン将軍の大戦車軍団は北に猛進した—。スターリングラードに匹敵する巨大な戦場において、両軍首脳部はいかなる意思決定を行い、戦況はどのように変転したか。ピュリッツァー賞を受賞したジャーナリストが1000人以上の関係者に取材し、欧州戦線の決定的戦闘を再現する。

目次

  • 第1部 “クリストローゼ”作戦(幽霊戦線;“ラインの守り”;攻撃;突破;総くずれ;クレルヴォーの最期)
  • 第2部 「思う存分暴れろ」(ベルギーを貫く槍の穂先;ルクセンブルクを貫く槍の穂先;降伏;モントゴメリー登場;戦争の霧;はっきりしてきた戦線;ひとつの町の最期)
  • 第3部 暗いクリスマス(“楕円形野戦築城地帯”;「ふざけるな!」;ロシア高気圧;決断の日;「星のみ匂いて……」;「ムーズ進出は不可能」)
  • 第4部 神々のたそがれ(戦闘の花形;死の候補者たち;「勇敢なる小銃隊員よ……」;勝敗さだかならぬ戦闘;ウファリズの十字路;「なにもかも駄目だ」)

「BOOKデータベース」 より

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