東ドイツある家族の物語 : 激動のドイツを生きた、四代のファミリーヒストリー

書誌事項

東ドイツある家族の物語 : 激動のドイツを生きた、四代のファミリーヒストリー

マクシム・レオ著 ; 木畑和子訳

アルファベータブックス, 2022.11

タイトル別名

Haltet euer Herz bereit : eine ostdeutsche Familiengeschichte

東ドイツある家族の物語 : 激動のドイツを生きた四代のファミリーヒストリー

タイトル読み

ヒガシドイツ アル カゾク ノ モノガタリ : ゲキドウ ノ ドイツ オ イキタ、ヨンダイ ノ ファミリー ヒストリー

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注記

原著 (München : Blessing, 2009) の全訳

内容説明・目次

内容説明

帝政、共和制、ファシズム体制、占領体制につづいて、東西への分裂を経て統一に至るまで、六回もの体制変換が行われた20世紀ドイツ。アウシュヴィッツで殺害された共産主義者の曾祖父。フランスに亡命しパルチザンとして闘い、東ドイツではジャーナリストとなった祖父。「第三帝国」では小ナチとなり、東ドイツでは小スターリンとして生きたもう一人の祖父。ナイーヴで社会主義の理想に忠実だった母。常に東ドイツに批判的だった父。そして政治に無関心だった著者。

目次

  • プロローグ 僕の祖父ゲアハルト
  • 店舗の家—僕の家族
  • 秘密—母アンネの子ども時代
  • 確信—新聞社でのインターンシップ
  • 告発—体制とのせめぎあい
  • ストリートチルドレン—父ヴォルフの子ども時代
  • 不良少年—ヴォルフの青春
  • ルーツ—二人の祖父
  • ベルリン国立オペラ劇場—ゲアハルト一家フランスへ亡命
  • 警告—キッチンボーイからレジスタンスへ
  • 拷問—ゲアハルトの逮捕
  • 敵—パルチザンへ、そして共産党員に
  • 勝利者—ドイツ軍の降伏
  • 玩具—ナチ党員になった父方の祖父ヴェルナー
  • 日記—ヴェルナーの捕虜生活
  • 痛み—ヴェルナーの帰還、そして社会主義者に
  • 疎外—ゲアハルトとDDR国家
  • 衝突事故—僕とDDR
  • 異議申し立て—順応か抵抗か
  • 同行者—アウシュビッツで死んだ母方の曾祖父
  • 信仰告白—西ドイツへの憧れ
  • 春の兆し—DDR体制終焉の気配
  • シュプレヒコール—壁崩壊前夜

「BOOKデータベース」 より

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