近代朝鮮の甲午改革と王権・警察・民衆

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近代朝鮮の甲午改革と王権・警察・民衆

伊藤俊介著

有志舎, 2022.10

タイトル別名

近代朝鮮の甲午改革と王権警察民衆

タイトル読み

キンダイ チョウセン ノ コウゴ カイカク ト オウケン ケイサツ ミンシュウ

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注記

博士学位請求論文「甲午改革期警察機構研究」(慶熙大学校, 2009年提出) を再構成した上で加筆・修正したもの

内容説明・目次

内容説明

甲午改革—それは日清戦争期から1896年2月に朝鮮国王・高宗がロシア公使館に逃避するまで、朝鮮政府によって行われた一連の近代化推進運動である。朝鮮が制度改革を通して自国の近代化を目指す契機となったこの改革とは何だったのか?朝鮮固有の歴史的文脈の中から「近代の在り方」を見つめ直し、改革を実際に行った権力側の分析と同時に、警察と民衆の関係の中から、この改革の意味を「下から」捉え直すことで、甲午改革の持つ本質的性格を追究。政治史のみならず民衆史の視点から朝鮮社会にとっての近代の意味を考える。

目次

  • 序章 甲午改革における「近代」への視角
  • 第1章 甲午改革と王権構想
  • 第2章 甲午改革以前の警察機構と開化派の警察構想
  • 第3章 甲午改革と警察制度改革
  • 第4章 警察と民衆
  • 第5章 警察制度改革と警察官吏
  • 第6章 断髪令と民衆蜂起
  • 終章 甲午改革の本質的性格

「BOOKデータベース」 より

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