神々の復讐 : 人喰いヒグマたちの北海道開拓史

書誌事項

神々の復讐 : 人喰いヒグマたちの北海道開拓史

中山茂大著

講談社, 2022.11

タイトル別名

神々の復讐 : 人喰いヒグマたちの北海道開拓史

タイトル読み

カミガミ ノ フクシュウ : ヒトクイ ヒグマ タチ ノ ホッカイドウ カイタクシ

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内容説明・目次

内容説明

なぜヒグマは人を襲うのか?資本主義的開発、軍事演習、大噴火などの天変地異…「愛すべき山の隣人」はこうして最恐・凶暴な怪物となった—。自然界の聖域に侵入する人間たちの欲望と、それに牙を剥いた凶暴なヒグマたちによる凄惨な戦いの数々—。膨大な資料をデータベース化し、歴史に埋もれた事件群を掘り起こす。

目次

  • 序章 歴史に埋もれた人喰い熊—上川ヒグマ大量出没事件
  • 第1章 明治初期の人喰い熊事件—石狩平野への人間の進出
  • 第2章 鉄道の発展と人喰い熊事件—資本主義的開発とヒグマへの影響
  • 第3章 「枝幸砂金」と人喰い熊事件—ゴールドラッシュの欲望と餌食
  • 第4章 凶悪な人喰い熊事件が続発した大正時代—三毛別事件余話と最恐ヒグマの仮説
  • 第5章 軍事演習とストレスレベルの関連性—大正美瑛村連続人喰い熊事件
  • 第6章 受け継がれる人喰い熊の「DNA」—北見連続人喰い熊事件
  • 第7章 十勝岳大噴火—天変地異とヒグマの生態系との関連
  • 第8章 炭鉱開発と戦中戦後の人喰い熊事件—封じ込められたヒグマの復讐
  • 第9章 樺太—パルプ事業の拡大と戦慄の「伊皿山事件」

「BOOKデータベース」 より

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