人権の世界史
著者
書誌事項
人権の世界史
(ミネルヴァ世界史「翻訳」ライブラリー, 2)
ミネルヴァ書房, 2022.11
- タイトル別名
-
Human rights in world history
- タイトル読み
-
ジンケン ノ セカイシ
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注記
原著 (Routledge, 2012) の翻訳
参考文献: 章末
索引: 巻末p1-11
内容説明・目次
内容説明
本書は、一八世紀に欧米で現れた人権概念の現代までの世界史を鳥瞰する。「普遍的人権」概念は様々な抵抗を受けつつ拡張と収縮を繰り返してきた。世界貿易と資本主義の拡張に伴い、「普遍的人権」概念を他地域に押しつける植民地主義的人権論は、反動を引き起こしつつも、西欧からその他地域へと広がってきた。子供、女性、同性愛者、環境保持の権利等「新しい人権」概念も含め、その成立と展開、変容を辿る。
目次
- 第1章 今日の難問
- 第2章 前近代の世界史における人権
- 第3章 人権に向けての新しい推進力
- 第4章 世界の舞台における人権—一九世紀と大戦間期の数十年
- 第5章 人権とそのグローバルな拡大—一九四五年以後の成長の波
- 第6章 抵抗と反応—グローバリゼーションの推進か、抑制か
- 第7章 結論—動き続けている人権
「BOOKデータベース」 より