日本のアニメ監督はいかにして世界へ打って出たのか?
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書誌事項
日本のアニメ監督はいかにして世界へ打って出たのか?
(星海社新書, 241)
星海社 , 講談社 (発売), 2022.11
- タイトル読み
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ニホン ノ アニメ カントク ワ イカニ シテ セカイ エ ウッテ デタ ノカ
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内容説明・目次
内容説明
2011年には2669億円だった海外での日本アニメの関連市場規模は、2020年にはなんと4倍の1兆2394億円に達しました。今や日本のカルチャービジネスの中核となったアニメは、いかにしてグローバルな人気を得てきたのでしょうか。世界的ブランドと化したスタジオジブリを支えた宮崎駿と高畑勲。国内以上に海外で評価される今敏と湯浅政明。国際映画祭へ戦略的に繰り出す細田守。若者の熱狂を人気の基盤とする新海誠。不朽のシリーズコンテンツを築いた富野由悠季と庵野秀明など、本書ではアニメ報道の最前線を駆け続けるジャーナリストが日本のアニメ監督たちの世界進出の軌跡を最新動向まで丹念に辿り、日本のアニメの今こそ知るべき現在地を解き明かします!
目次
- 宮崎駿はいかに世界の巨匠になったか
- 高畑勲、監督から学術、教育まで「知の巨人」
- なぜ今敏は海外で人気なのか
- 湯浅政明―クリエイターを熱狂させるクリエイター
- 細田守はグローバルスタンダードを目指す
- 新海誠はオンリーワンで輝く
- 無冠の巨匠・富野由悠季
- 80年代、90年代に大友克洋、押井守が切り拓いた道
- 世界のアニメ史を彩ったOVA―『銃夢』、『獣兵衛忍風帖』、『うろつき童子』
- 荒牧伸志、海外プロジェクトで好かれる大物監督
- 新世代の監督は何を引き継ぎ、どう変わっていくのか―山田尚子、伊藤智彦、石田祐康、外崎春雄、朴性厚ら
- 変わる世界―2022年以降の日本アニメを取り巻く状況
「BOOKデータベース」 より