吉本隆明全質疑応答
著者
書誌事項
吉本隆明全質疑応答
論創社, 2022.11
- 4 : 1987-1990
- タイトル別名
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全質疑応答 : 吉本隆明
Yoshimoto Takaaki
- タイトル読み
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ヨシモト タカアキ ゼン シツギ オウトウ
大学図書館所蔵 件 / 全26件
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注記
吉本隆明略年譜: p344-345
内容説明・目次
内容説明
吉本は、このあたりから、親鸞の「死という比喩の場所」=「浄土」からこちら側を視たらどう視えるかという問いと重なりながら、自分独自の論理を打ち立てようとしているようにみえる。それが「離脱」というテーマだ。自分を視ているもうひとりの自分を設定できるかどうか、「知識でないもの」から「知識であるもの」を客体視できるかどうか、というように親鸞の問いを自分の問いに変容させている。自分にできるのならば、万人にできるはずだ、自分がそれで救済されるなら万人が救済されるはずだ。(「解説」より)
目次
- 僕の見た東京
- ハイ・イメージを語る
- 幻の王朝から現代都市へ
- 農村の終焉—“高度”資本主義の課題
- イメージとしての文学1
- 恋愛について
- イメージとしての文学2
- 日本経済を考える
- 還相論
- 異常の分散—母の物語
- 日本農業論
- 宮沢賢治の文学と宗教
- 宮沢賢治の実験
- イメージとしての都市
- 宮沢賢治を語る
- 日本の現在・世界の動き
- 都市論としての福岡
- 詩的な喩の問題
- 現在について
- いまの社会とことば
「BOOKデータベース」 より