政治的身体とその〈残りもの〉
著者
書誌事項
政治的身体とその〈残りもの〉
(叢書・ウニベルシタス, 1151)
法政大学出版局, 2022.11
- タイトル別名
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Le corps politique et son 《restant》
政治的身体とその残りもの
- タイトル読み
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セイジテキ シンタイ ト ソノ〈ノコリモノ〉
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注記
原著タイトルは標題紙裏による
索引: 巻末p1-8
内容説明・目次
内容説明
国家を含むすべての共同体が、なぜ、自らを人間の身体として形象化し、さらには、なぜ、自らの内部にホモ・サケル、不可触賎民、部落民、「内部の敵」といった残余、“残りもの”、おぞましいものを作り出し、それらを排除しつつも含み込むのか。現在最も注目されている哲学者が、デリダと民主主義、メルロ=ポンティと肉の共同体、今日のエピデミックの経験などとともに、ラディカルに「政治的身体論」を展開する。
目次
- 1 世に生まれ出ること—政治的なものの可能性についての九つの命題
- 2 身体を捨てた政治—デリダによる「民主主義」
- 3 「酔っぱらいの話のように…」—歴史の肉と政治的身体
- 4 普遍の残りもの—パーリアと不浄の棄却
- 5 「われわれのなかのよそ者」—恐怖政治とその“敵”
- 6 「私に触れるな」—エピデミックの時代における可逆性の経験
- 7 “法”から“自我”へ—ロゴザンスキーとの対談
「BOOKデータベース」 より