書誌事項

民法・消費者法理論の展開 : 後藤巻則先生古稀祝賀論文集

都筑満雄 [ほか] 編集委員

弘文堂, 2022.12

タイトル別名

民法消費者法理論の展開 : 後藤巻則先生古稀祝賀論文集

タイトル読み

ミンポウ・ショウヒシャ ホウ リロン ノ テンカイ : ゴトウ マキノリ センセイ コキ シュクガ ロンブンシュウ

大学図書館所蔵 件 / 74

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注記

その他の編集委員: 白石大, 根本尚徳, 前田太朗, 山城一真

後藤巻則氏の肖像あり

後藤巻則先生略歴・業績一覧: p695-712

収録内容

  • 不動産賃貸借の信頼関係破壊法理と消費者契約法に基づく差止請求権 / 山野目章夫執筆
  • 2022年の消費者契約法改正による「情報提供」の「多様化」を受けて / 大澤彩執筆
  • キャッシュレス決済の進展における割賦販売法の今後の課題 / 池本誠司執筆
  • 企業ポイントと消費者の法的保護に関する序論的考察 / 丸山愛博執筆
  • デジタル広告 (特にステルスマーケティング) をめぐる一考察 : EU不公正取引方法指令 (2005/29/EC) の展開を手がかりに / 鹿野菜穂子執筆
  • EU法における「脆弱な消費者」概念と新しい展開 : EU不公正取引方法指令 (UCPD) を中心として / 橋本有生執筆
  • 消費者脆弱性の制御と消費者法体制 : イギリス法からの示唆 / 菅富美枝執筆
  • 消費者契約の不透明性 : アメリカ法における契約の不透明性研究の示唆 / 谷本陽一執筆
  • 環境保護における消費者の役割と情報的手法 : フランス気候・レジリエンス法の試み / 小野寺倫子執筆
  • ライセンス契約と錯誤 : 石風呂装置事件を素材として / 原田昌和執筆
  • アメリカ消費者契約法リステイトメント起草の動向と非良心性法理の現在 : 日本の不当条項規制の一考察として / 柳景子執筆
  • 契約のリスク分配 / 足立祐一執筆
  • プラットフォーム提供者の契約責任 : 支配的影響論の考察を中心に / 三枝健治執筆
  • 委任の任意解除と役務提供契約の類型 / 都筑満雄執筆
  • 不動産賃貸借における残置物処理と自力救済 / 石川博康執筆
  • フランス法における「契約上の特権」論 : 濫用論の文脈から / 山城一真執筆
  • 法の実現と被害者 : 大川小学校津波被災事件が問いかけるもの / 齋藤雅弘執筆
  • 建築瑕疵をめぐる消費者被害と責任論・時効論 / 松本克美執筆
  • 宗教に関連した悪質な勧誘行為と民事責任 / 棚村政行執筆
  • 消費者被害における関係者の損害賠償責任 : 法人、取締役、従業員らの民事責任の法的分析 / 平野裕之執筆
  • 司法書士の専門家責任 : 司法書士法改正による司法書士の「使命」規定の創設を踏まえて / 宮下修一執筆
  • 逸失利益賠償に係る一考察 : 広島高判令和3年9月10日を手がかりとして / 城内明執筆
  • 定期金賠償に関する一考察 : 令和2年判決を契機とした損害の発生時期と塡補のあり方からの検討 / 山口斉昭執筆
  • 自動車事故における任意保険給付と政府保障事業給付の控除の可否 / 前田太朗執筆
  • 放射性物質汚染に対する妨害排除請求について / 大塚直執筆
  • 心裡留保と通謀虚偽表示 : 2項をめぐる若干の考察 / 大澤慎太郎執筆
  • 仮執行宣言付支払督促と民法169条1項 (改正前民法174条の2第1項) の時効延長効 : 貸金業者からの貸金債務の消滅時効に関する裁判事例を中心に / 鎌野邦樹執筆
  • 隣地使用権 (民法209条) における使用請求権構成から使用権構成への転換 / 秋山靖浩執筆
  • ドイツ法における制限物権に関する考察 : 物権法定主義の観点から / 大場浩之執筆
  • 物権的返還請求権と自力救済の禁止 : 物の「返還」の意義について / 根本尚徳執筆
  • ファイル登記の優先権確保機能と物権変動の公示の関係について : 米国In re Motors Liquidation Co. 事件判決を素材に / 青木則幸執筆
  • 債権譲渡と利息上限規制 : ファクタリングへの適用可能性の検討 / 白石大執筆
  • フランス法における証書の写しの証拠力 : 2016年オルドナンスによる債務証拠法の現代化を契機として / 馬場圭太執筆

内容説明・目次

内容説明

民法・消費者法の重要な諸問題を考察し、学問的深化と法の発展をめざす!契約法および消費者法の分野を中心に、多くの優れた業績をあげてこられた後藤巻則先生の古稀を祝し、第一線で活躍する研究者・実務家33名が、さらなる学問的発展を期した実り豊かな一冊。

目次

  • 消費者(不動産賃貸借の信頼関係破壊法理と消費者契約法に基づく差止請求権;2022年の消費者契約法改正による「情報提供」の「多様化」を受けて ほか)
  • 契約(ライセンス契約と錯誤—石風呂装置事件を素材として;アメリカ消費者契約法リステイトメント起草の動向と非良心性法理の現在—日本の不当条項規制の一考察として ほか)
  • 救済(法の実現と被害者—大川小学校津波被災事件が問いかけるもの;建築瑕疵をめぐる消費者被害と責任論・時効論 ほか)
  • 民法理論(心裡留保と通謀虚偽表示—2項をめぐる若干の考察;仮執行宣言付支払督促と民法169条1項(改正前民法174条の2第1項)の時効延長効—貸金業者からの貸金債務の消滅時効に関する裁判事例を中心に ほか)

「BOOKデータベース」 より

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