なぜ理系に女性が少ないのか

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なぜ理系に女性が少ないのか

横山広美著

(幻冬舎新書, 674, よ-10-1)

幻冬舎, 2022.11

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なぜ理系に女性が少ないのか

Title Transcription

ナゼ リケイ ニ ジョセイ ガ スクナイノカ

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参考文献: p230-234

シリーズ番号「よ-10-1」は奥付頁による

Description and Table of Contents

Description

大学・大学院など高等教育機関における理系分野の女性学生の割合は、OECD諸国で日本が最下位。女子生徒の理科・数学の成績は世界でもトップクラスなのに、なぜ理系を選択しないのか。そこには本人の意思以外の、何かほかの要因が働いているのではないか—緻密なデータ分析から明らかになったのは、「男女平等意識」の低さや「女性は知的でないほうがいい」という社会風土が「見えない壁」となって、女性の理系選択を阻んでいるという現実だった。日本の男女格差の一側面を浮き彫りにして一石を投じる、注目の研究報告。

Table of Contents

  • 序章 「理系女性問題」とは何か
  • 第1章 理系女性の割合はOECD内で最下位
  • 第2章 「数学・物理学に求められる能力」のイメージとは
  • 第3章 男女差は生まれながらか環境要因か
  • 第4章 学問分野にはジェンダーイメージがあった
  • 第5章 学問分野から連想されるキーワード
  • 第6章 中学生で物理が嫌いになる?
  • 第7章 ジェンダー平等意識と理系進学の関係
  • 第8章 親のバイアスはどう影響するか
  • 第9章 数学・物理学の男性イメージはどう作られる?
  • 第10章 壁を取り払ってくれるのはどんな情報?
  • 終章 残された謎と課題

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